【人材育成編】「コミュニケーション能力の重要性」とは?
ビジネスパーソンに必要とされる「能力」と言えばあなたは何を思い浮かべますか?
冒頭からいきなりですが、質問で大変恐縮です。
この質問の1つの答えとして、こんな事例をご紹介いたします。
日本経団連が調査し公表している「企業が社員採用時に求める資質」の資料によると、
2004年から16年連続で「コミュニケーション能力」が第1位となっています。
※出典:2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果 - 経団連
複数回答の上位5位までで、近年8割以上の企業が「コミュニケーション能力」を求めるという回答をしている事実。
もちろん、企業のカラーや業種によって求められる能力は様々ではありますが、多くの企業で
「コミュニケーション能力」というものに重きを置いていることがよく分かります。
16年連続のトップを取り続けている「コミュニケーション能力」
この能力は仕事上で身につけておきたい能力であるとともに、あなた自身の人生を豊かにしてくれる能力でもあります。
ビッグデーターの活用やAIの発展により、人間同士がコミュニケーションしなくても、ビジネスやサービスが成立する世の中になっていきます。
既に海外では無人のコンビニエンスストアが街中にできたり、フロントカウンターにロボットが立ちインフォメーションを行うホテルも出てきています。
そしてそうした簡素なサービスが心地いいと感じる若い消費者層も増えてきています。
しかし、正常な人間形成の上では、人間同士のコミュニケーションは不可欠なものです。
ある外国人が、日本旅館での会話を聞いて不思議に思ったというエピソードがります。
食事中にごはんのおかわりをお願いする時の会話です。
お客「すみません。ごはんのおかわりいただけますか」
仲居「すみません。すぐにお持ちいたします」
※仲居、ごはんをよそって持ってくる
仲居「すみません。どうぞお召し上がりくださいませ」
お客「すみません。ありがとう」
この会話を聞いて外国人の方は「どうして日本人は、なにも悪事をしていないのに、謝ってばいるのですか?」と不思議に思うそうです。
確かに、この会話の中に含まれている日本人の精神性がわからないと、お互い謝り合っているように聞こえてしまうかもしれません。
この会話の「すみません」に込められた思いは以下の通りです。
お客「すみません。(お忙しいところ手を止めさせてしまって)ごはんのおかわりいただけますか」
仲居「すみません。(こちらが気が付かずお客様に気を遣わせてしまいまして)すぐにお持ちいたします」
※仲居、ごはんをよそって持ってくる
仲居「すみません。(お待たせいたしました)どうぞお召し上がりくださいませ」
お客「すみません。(気を遣わせてしまいました)ありがとう」
日本のおもてなしというのは、相手に対する配慮によって成り立っています。
それがサービスを提供する側と提供される側という立場でも必要です。
「すみません」の一言がなくてもサービスを受けることはできるでしょうが、最高のサービスを受けることはできません。
それはそのサービスを提供するのが人間だからです。
こんな事例からも「コミュニケーション能力」はやはり大切だということを感じますね。
「コミュニケーション能力」の向上で仕事を、人生を豊かに。
これはものづくりの職業の方、WEBプログラマーの職業の方、料理人の方などすべての職業の方にも共通することです。
相手に配慮することや相手の配慮を感じることができる能力がない人は、仕事で成功することはありません。
それはあなたの仕事の先にはかならず人がいるからです。
効果的に「コミュニケーション能力」を向上させるには?
ビジネスに必要とされる能力の向上支援ツールである職業能力適性診断「VANTAGE」は、ビジネスパーソンに必要とされる能力をこう定義しています。
【コミュニケーション能力】
└傾聴力
└共感力
└受容力
└自己開示力
└主張力
└プレゼンテーション力
【セルフマネジメント能力】
└計画立案力
└情報収集力
└企画提案力
└迅速実行力
└変化応用力
└完結達成力
VANTAGEでは、この12項目の職業能力が数値化されます。
その数値を元に個々の特性に合わせて最適化された能力向上のためのプログラムが決定されます。
これが体験者の75.6%にビジネス能力向上効果の実績を持つVANTAGEでの「コミュニケーション能力」向上の秘密になります。
バンテージで数値化された職業能力の数値は、仕事を通して自己実現するためのお手伝いをさせていただく数値であると同時に、あなた自身の人生を豊かにする数値でもあります。
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