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【人材採用編】新卒採用・中途採用。 採用活動に大切な「面接ごっこ」からの脱局とは?

採用活動の基本は面接という企業が大多数の現実



企業においての人材採用の方法は様々ありますが、その方法の一つに面接官による面接があります。

新卒採用・中途採用、採用活動に面接をしない企業はおそらくはあまり無いでしょう。

新卒者からの自己アピールとして、その企業を志した動機について話をさせたり、面接官から新卒者に対して質問を行い、その内容から新卒者の人間性を見定めるという内容が多いのではないでしょうか。


しかし、その面接内容のほとんどが人事部の固定概念による「面接ごっこ」であり、的外れな内容であることに、どれくらいの経営者が気が付いているでしょうか。


面接


人間は、生まれてから今日までの様々な環境や生活経験によって、現在の人間性(自分らしさ)を形成しています。

しかし、人間はすべての生活経験を、自分の人間形成のために取り入れているかというとそうではなく、自分にとって都合のいいことや、得意とするものから優先して取り入れていきます。


同じ生活環境に育っても、身につく人間性はすべて異なるのは当たり前のことです。



面接官の主観という固定観念に左右される採用判断?

固定観念

企業の面接を担当される方の人間性も人それぞれです。

ある企業の面接用のチェックシートの項目に「やる気があるか」というチェック項目がありました。

その企業の面接担当者に「やる気」とはどのように評価するのかと尋ねたところ・・・

◎「目の輝き」
◎「積極的な話し方」
◎「体の内からにじみ出てくるエネルギー」

と様々な答えが返ってきました。

この企業では面接担当者が、これまでの生活経験や環境の中で培ってきた自分の固定概念で、「やる気」という形も定義もないものを判断しているわけです。

このような面接内容で、企業が必要な人材はを獲得できるはずがありません。



採用活動・判断に必要なことは、確かなエビデンス(根拠)

エビデンス

企業の人材採用は、面接担当者の人間性やこうあるべきといった固定概念で決めるのではなく、科学的根拠や実証結果など多面的な分析結果をもとに行われるべきです。

自社の人材採用が、人事部の自己満足による「面接ごっこ」になっていないか見直してみてください。これからの時代、そのやり方では「いい人材」は、どんどん他社に取られていってしまいます。


確かなエビデンスを持った新卒採用・中途採用。

これからの時代の採用活動において企業が克服すべき課題の1つではないでしょうか。

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